肝臓を元気にするための知識(酒の肴についての注意やポイント) 一覧

  • 2017.02.09 Thursday
  • 11:10

酢の物、和え物が肝臓を救う

  • 2017.02.09 Thursday
  • 10:57
飲酒の前や、酒の席で酢の物をとると、酔いが緩和されることがあります。これは酢の作用によるものです。酢に含まれているりんご酸やコハク酸、酢酸などの有機酸には、肝機能を高める働きがあるのです。

実際、酢をアルコールといっしょにとると深酔いしないというアメリカからの研究情報もあります。また、酢の物と同様、肝臓の機能を高めてくれる酒肴としてあげられるのが、あえ物です。

あえ衣によく使われるごまや落花生、クルクミンなどには、脂肪肝を防ぐといわれる不飽和脂肪酸がたっぶり含まれているからです。
こう見てくると、小料理屋の酒のつきだしに酢の物やあえ物が多いのも、それなりに理にかなっているのだとあらためて気づかされます。そこで、家庭での晩酌にもぜひこれらを一、二品添えて、肝臓の負担を軽くしてあげたいものです。

酢の物にする材料としては、肝臓のために栄養のバランスを考えて、動物性タンパク質食品に野菜を組み合わせることが好ましいといえます。ちなみに、あえ物に適した、代表的な材料の組み合わせ例を幾つかあげてみましょう。

まずは、ねぎまたはわけぎとあおやぎのぬた(酢みそあえ)です。貝類はミネラルを含んでおり、良質のタンパク質食品に属するものが多いのでおすすめです。

あおやぎはこのほか、きゅうりといっしょに黄身酢あえにするのも手で、卵の黄身に含まれるコリンという物質が、肝臓に脂肪が沈着するのを防いでくれます。

大根おろしを使ったおろしあえ(みぞれあえともいう) には、豚のバラ肉や鶏肉、なまり、あじの生干しなどが向きます。落花生あえなら貝柱やいかなどを、しいたけやほうれんそう、さやいんげんなどと組み合わせてみます。ほうれんそうにはシュウ酸が含まれていて、とりすぎると肝機能に障害をきたしたり、尿路結石をつくったりすることがあるといわれています。とはいっても、あえ物に使う程度の量なら心配ありませんし、シュウ酸はアクの一種なので、青菜のゆで汁を捨ててしまえば問題はありません。

卯の花あえは、別名からまぶしとも呼ばれ、魚や野菜をあえたものです。酢でしめたあじやいわしを、にんじん、た‥けのこ、れんこんなどと組み合わせます。具だけでなく、あえ衣のほうにも動物性タンパク質食品を使ったものもあります。

卵黄を使った黄身酢あえがそれで、ほかに枝豆のツナあえや菊花と大根のイクラあえ、そしてこのわたや、たらこ、あんこうの肝などを衣に使ったあえ物です。組み合わせ方によってはタンパク質がたっぶりとれて申しぶんないのですが、塩分が多すぎるあえ衣は健康上あまり、おすすめできません。

さて、酢の物ですが、これに向くタンパク質食品としては、なんといっても、あじ、なまこ、カキなどがあげられます。特にカキにはグリコーゲンやアミノ酸が大量に含まれており、肝機能を高めて、アルコールの害から守る働きがあります。

また生のまま口にするのでビタミンの損失もなく、殺菌作用のある酢が、さらに味を引き立ててくれます。酢の物もあえ物も、旬の素材をじょうずに組み合わせて変化に出島ませ、おつな品としてもっと穆樫的に舎早にのせたいものです。

酒飲みに飲んでもらいたい!ナメコ汁やナメコ和え

  • 2017.02.07 Tuesday
  • 11:05
日常の総菜によく使うきのこの1つになめこがあります。このなめこ、成分的には大部分(96%)は水分で、あとはビタミンDの効果を持つエルゴステリンという物質が少量含まれているにすぎません。

きのこ特有の香りもうまみもはとんどなく、とりたてていうべき栄養価値はないように思えます。ところがなめこには、なんと胃や肝臓を守ってくれる特効成分があったのです。

なめこの魅力といえば、あの特有のぬめりとなめらかな舌ざわりにきわまるでしょう。これらの食味がこたえられないといぅ人も多いはずです。ちまたの小料理屋さんでも、なめこ汁、なめこおろし、なめこ雑炊など、なめこを使った料理は、最も注文の多い1品に入るそうです。実は、このぬめりこそ、なめこの特効成分だったのです。あの表面をおおっている透明な粘質物は、ムチンと呼ばれるもので、タンパク質と多糖類からできています。

顕微鏡で見てみると、ちょうど網の目のような立体構造をしたタンパク質のすき間に、水あめのような性質を持つ多糖類がぎっしり詰まっています。

これが水分を吸収して、あの独特のヌルヌルを生じるのです。なめこを食べると、このムチンが胃壁全体に広がり、胃の粘膜をおおいます。ここへ、たとえば強いアルコールが入ってきたとしても、アルコールはムチンに吸収されるため、胃壁は荒らされずにすむのです。

それだけではありません。ムチンには、タンパク質の分解をよくして利用効率を高め、消化吸収を促進する重要な働きもあるのです。

ですから、タンパク質の多い食品となめこを組み合わせて食べれば、タンパク質が体の中でいっそう効率よく働いてくれることになります。タンパク質の代謝がスムーズに行われ、効率よくむだなく働いてくれれば、肝臓にとってこれほど心強いことはありません。豆腐となめこを組み合わせたなめこ汁やなめこ納豆、いかのなめこあえなど、おなじみのなめこ7理は実に理にかなった食べ方といえます。

なめこの血液ドロドロ改善効果 | 完全ガイド - メモ(健康・美容)

ピーナッツ、アーモンドなどのナッツ類は酒飲みにおすすめの酒の肴

  • 2017.02.04 Saturday
  • 11:04
酒飲みの間では、かつては塩やみそなど塩けの強いものをほんの少し口にして、あとは杯をぐいぐいあおるという飲み方が粋とされていました。

では、お酒のあとの食事のほうはというと、これまたお茶づけをかき込む程度。確かにこんな飲み方が愛飲家にはこたえられないコースなのでしょうが、脂肪肝を起こす原因にもなりかねません。

脂肪肝を招く大きな原因の1つは、栄養の偏りです。特にコリンをはじめとするビタミンB群(B1、B2、B6、パントテン酸など) の不足はあなどれません。

これらのビタミンは抗脂肪肝因子といわれ、肝臓に脂肪が蓄積するのを防ぐ働きがあるのです。つまり、これらのビタミンが体内に十分にあれば、お酒を少しぐらい飲みすぎても、脂肪肝の心配はかなり軽減されるのです。

コリンは、食べ物に含まれる以外に、体内でもメチオニンやセリンなどのアミノ酸から合成されます。
アミノ酸は、タンパク質が分解されたものですから、普通の食生活ではコリンが不足することはまずありません。たいせつな肝臓を脂肪に占領されないように、体は最大限の備えをしているわけです。

ところが、冒頭にお話ししたような粋な「飲み方」食べ方では、当然コリンが不足がちになります。アルコールの害に加えてコリン不足が重なり、アルコール性の脂肪肝を起こしやすいというわけです。

では、コリンが多く、酒の肴に適した食品に何があるかというと、ピーナッツなどのナッツ類、枝豆や大豆、レバーや卵などがあげられます。

落花生のビタミンEが酸化を抑える でも紹介されているとおり、落花生(ピーナッツ)は、50パーセントが脂質です。それは、おもに、不飽和脂肪酸といわれるオレイン酸とリノール酸で、血圧やコレステロールの値を下げ、動脈硬化を防ぐことに期待ができます。脂肪が多いといっても植物性の脂肪で、健康な体にとって良い働きをします。

ナッツ類はビタミンEだけでなく、ビタミンB1やコリンをたっぷり含み、種類が豊富なうえに料理の手間もいりません。お酒を飲むときにはピーナッツやカシューナッツ、アーモンド、ピスタチオナッツなど、何種類かのナッツの盛り合わせをぜひ添えてください。

幸い、スナックやバーでもピーナッツなどはおなじみのおつまみです。高いものではないので、外で飲むときも、ナッツ類を必ず1品はとるようにしましょう。

枝豆もおすすめです。

定番のつまみ「枝豆」はアルコールの害を減らす

  • 2017.02.02 Thursday
  • 12:26
1日の仕事を終えて仲間といっしょにビールのジョッキを傾けるとき、おつまみに欠かせないのが枝豆です。

鮮やかな緑色、かむと口いっぱいに広がるさわやかな香りとかすかな甘みは、ビールの味をいっそう引き立ててくれます。

さてその枝豆、単に風味がビールに合っておいしいばかりでなく、実は酒の害を最小限に防ぐうえでももってこいの食品なのです。

若い大豆である枝豆には、まずコリンという成分がたっぶり含まれています。コリンには、脂肪代謝を高める作用があり、肝臓に脂肪がたまるのを防いでくれます。

このコリン、ある程度は人間の体内でつくられるので、普通の食生活をしていればまず欠乏することはぁりません。しかし酒量の度を超しがちな人は、脂肪肝の予防のために、コリンをたっぶり補っておく必要があります。

さらにとれたての枝豆には、ビタミンB群・C・Eなどがたっぶりと含まれ、カルシウムやリンなどのミネラル類、食物繊維も豊富に含まれています。ビタミンB群についていぇばB1、B2ニコチン酸、B6には、それぞれ糖質、アミノ酸の代謝を円滑にし、エネルギ一に変える働きがあります。こうしたB群の働きが不足すると、脂肪肝を招きやすくなるのです。

しかも枝豆は、人が体内でつくることのできない必須アミノ酸を多く含む、良質のタンパク食品でもあります。必須アミノ酸の1つで、強力な抗脂肪肝作用を持つメチオニンも、しっかり含まれているのです。

こうしてみると、枝豆を肴に選んだ酒飲みの知恵はたいしたものです。昔は枝豆といえば夏の風物詩でしたが、いまはいつでも冷凍品が出回っています。冷凍枝豆は、旬の粒よりを冷凍していますから、当たりはずれもなく、かえってお買い得な場合もあるかもしれません。

お酒のおつまみに枝豆の1皿を加えて、大いに味わいを楽しみながら肝臓を3守っていただきたいものです。