肝臓を強化し、酒の肴には最適な「鶏肉とカシューナッツの炒め物」

  • 2017.01.26 Thursday
  • 10:57
肝臓病の予防と治療に、必須アミノ酸の1つであるメチオニンが重要な役割を果たしています。事実、肝臓をおかされた患者の血液中のメチオニン濃度をはかってみると、メチオニンが著しく減っていることがわかっています。

肝臓の障害が強いほどその減り方はひどく、こうした人にメチオニンを補給しっづけると、肝機能がどんどん回復することも確認されています。

おまけにメチオニンは、アルコールが分解されきれずに脂肪となったものを皮下の脂肪組織に運ぶ役目を果たすので、脂肪肝には特に欠かせないアミノ酸といえます。脂肪肝はこちら

さて、こんなメチオニンを補給するため、ぜひおすすめしたいのが鶏肉を使ったおつまみです。というのも鶏肉にはこのメチオニンが豚肉、牛肉、羊肉以上に豊富に含まれているからです。100グラム中の含有量は、鶏肉0.64グラム、牛肉、0.43グラム、豚肉0.36グラム、羊肉0.42グラムで、鶏肉は牛肉の約1.5倍、豚肉の約1.8倍もメチオニンの含有量が多いことがわかります。
ところで、肝機能が衰えると、メチオニンと同時にバリン、ロイシン、イソロイシン、フユニールアラニンなどの、体内の必須アミノ酸の畳も減少してしまいます。

鶏肉には、実は、これらのアミノ酸も牛肉、豚肉、羊肉よりも多めに含まれているのです。また、鶏肉にはナイアシンというビタミンが多く含まれており、これも脂肪肝の予防に役立ちます。
ナイアシンについてはこちら。

こうした数々の有効成分を含む鶏肉を、から揚げや蒸し鶏などといったように単品でとるのも大いにけっこうですが、さらに抗脂肪肝作用の強いコリンを含む食品を組み合わせると、効果が一段とアップします。

コリンはビタミンB群の仲間で、ネズミの実験によると低タンパク、低コリンの水やアルコールを与えたネズミは脂肪肝になり、逆にコリンをたっぷりと与えた脂肪肝ネズミは、肝細胞が正常に戻ったといいます。

これは肝細胞の脂肪がコリンの助けを借りてリン脂質となり、肝臓の外へ出されるためと思われます。コリンはナッツ類、枝豆や大豆などに多く含まれるので、これらを鶏肉といっしょにいためたりあえたりして、酒の肴に大いに活用したいものです。

たとえば中国料理の1つに「鶏肉とカシューナッツのいため物」がありますが、これなどはおすすめの1品です。作り方もそうむずかしくないので、ぜひお試しください。

鶏肉は皮をとり、食べやすい大きさに切って、しょうゆと酒をからめておきます。中華鍋でカシューナッツとゆでぎんなん(アーモンド、ピーナッツなどを加えてもよい) をいためて、1度とり出します。
次に鶏肉を入れて、火が通るまでよくいため、しょうゆ、砂糖、みりん、酒で調味します。汁が煮詰まりかけたところにナッツとぎんなんを戻し入れ、小口切りにした赤とうがらしを入れて、手早くいためて仕上げます。
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